観光庁「観光地域づくり法人の中核・実務人材向け研修」  基礎から学べ、とても分かりやすい、DMO実務家研修

観光庁「観光地域づくり法人の中核・実務人材向け研修」 
基礎から学べ、とても分かりやすい、DMO実務家研修

【本研修の目指すもの】
本研修では、観光庁が発行する「ガイドライン」および主要な「ガイドブック」の内容を体系的に理解し、観光地域づくり法人(DMO)の中核・実務人材に求められる知識とスキルを習得することを目指します。DMOが直面する運営上の重要な課題(人材・財源など) についても考察し、持続可能な観光地域づくりを実践していくために必要とされる基礎を習得しましょう。

【日程】 zoomオンライン各回90分(講義70分+質疑・演習20分):計8回
12月17日(水)・01月13日(火)・02月09日(月)・04月15日(水)
05月13日(水)・06月03日(水)・06月24日(水)・07月15日(水)
・注1)各回の時間帯は17:30-18:00となります。
・注2)4月以降の日程に変更の可能性があり3月中には確定日程をお知らせします。
【受講申込】
★参加費 33,000円 (申込者には請求書をお送りします)
★申込先 https://x.gd/vVZEl

■第1回(12/17)「DMO登録制度とガイドラインの確認①」  講師:大社充
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2025年3月に改正された新しいガイドラインには、どのようなことが記されているのか。
そこから、DMOが求められているものについて考えます。またDMO登録制度と更新
要件についての理解を深め、DMOに必要とされる機能と役割の全体像を把握します。
[演習] チェックリストを用いた自DMO評価と課題の確認

■第2回(01/13)「DMO登録制度とガイドラインの確認②」  講師:大社充
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新ガイドライン各項目が意図する内容を深堀して考えていきます。自DMOの活動を
ガイドラインに照らし合わせて評価し、KPI設定、データ収集・分析、事業評価などの
具体的な手法についても考えていきます。
[演習] ガイドライン要件をどのように満たしていけばよいかを考える

■第3回(02/09) 「観光地経営の要点①」(観光地経営ガイドブック)講師:大社充
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持続可能な観光地経営の基本概念と重要性を解説します。多様な関係者と協働する
観光地経営の体制づくり、そして観光地経営の4つのポイント(多様な関係者の連携、
「住んでよし・訪れてよし」、マネジメント、戦略策定) について学びます。
[演習] 多様な関係者(行政、事業者、住民等)の協力関係の構築

■第4回(04/15)「観光地経営の要点②」(観光地経営ガイドブック)講師:大社充
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観光地経営戦略の策定プロセスと、盛り込むべき要素を解説。戦略に盛り込むべき
6つの方針(インバウンド、オーバーツーリズム対策・受益の波及・活力創出・資源保全、
危機管理)について、その概要を学び、具体的事例をとおして理解を深めます。
[演習] 自地域のSWOT分析と戦略課題の抽出

■第5回(05/13)「観光地域マーケティングの要点①」(マーケティングガイドブック)講師:川口政樹
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・「マーケットイン」発想の重要性を理解する
・科学的アプローチに基づく観光地域マーケティングの基本プロセスを学ぶ
・一般的なマーケティングと観光地域マーケティングの本質的な違い
・コロナ禍を経て多様化した旅行者ニーズへの対応の必要性
・演習:自地域のターゲット顧客像(ペルソナ)を仮説ベースで設定

■第6回(06/03)「観光地域マーケティングの要点②」(マーケティングガイドブック)講師:川口政樹
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・客観的データに基づく戦略立案の基礎を学ぶ
・ターゲットに響く効果的なマーケティング施策の考え方を習得する
・データ収集・分析の初歩的な手法
・ターゲットのインサイトを捉え、的確な施策を検討するプロセス
・ケーススタディ分析:データに基づく地域のマーケティング戦略

■第7回(06/24)「自主財源開発の要点」(自主財源開発手法ガイドブック)講師:大社充
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DMOの最重要課題である財源の確保に関して、自DMOの実態を把握することに
はじまり、新たな財源の可能性について、会費・特定財源・収益事業・公物管理など
多彩な事例からその方法論を学びます。
[演習] 自DMOにおける新たな財源開発計画を考える

■第8回(07/15) 「DMO実務家に必要不可欠な総合実践」 講師:大社充
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これまでの7回を振り返り、疑問等があれば解説を行います。またここまでの授業
内容に不足していると思われる、いくつかの重要な要素について解説を行います。
[総括と質疑] これまでの授業を振り返っての質疑

〇受講証明の要件 
受講証明書の発行には、以下の要件をすべて満たす必要があります。
(1)全8回のセッションのうち、5回以上に出席していること。
(出席しなかったセッションについては、後日レポートを提出していること)
(2)観光庁が作成した「観光DX研修」を視聴し、レポートを提出していること。
(3)全8回の研修終了後、「研修で学んだことを実務にどのように活用するか」を
テーマとしたレポートを提出し、合格基準を満たしていること。

 〇教科書・参考書
 教科書(必須資料)
・観光庁『観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン』
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001883857.pdf
・観光庁『観光地域づくり法人(DMO)による観光地経営ガイドブック』
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001735861.pdf
・観光庁『観光地域づくり法人(DMO)による観光地域マーケティングガイドブック』
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001580600.pdf
・観光庁『観光地域づくり法人(DMO)における自主財源開発手法ガイドブック』
https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics04_000162.html

〇参考書
・観光庁『ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン』
・観光庁『観光地域づくり法人(DMO)による KGI・KPI 計測に係る手引書』
・観光庁『DMOのためのDXの手引書』

★ご質問・お問合せ staff@domjapan.org (デスティネーション総研)

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